【重要】数か月以内に、Google+がモバイル(スマホ)ユーザーとPCユーザーの検索結果を分けることになりました。
* 検索結果表示は、モバイルを基本(主)とする。
* 新鮮で、よいコンテンツをモバイルユーザーには検索結果として表示する。
というのが方向性です。
記事元【英語】:Search Engine Land:
http://searchengineland.com/google-divide-index-giving-mobile-users-better-fresher-content-261037
Within months, Google to divide its index, giving mobile users better & fresher content
Currently, Google has a single index of documents for search. Google’s Gary Illyes announced they plan on releasing a separate mobile search index, which will become the primary one.『数ヶ月以内にGoogleはインデックスを分離することを発表。これによりモバイルユーザーにより良く、新鮮なコンテンツを提供することを目指す。Googleは現在1つのインデックスしかないが、Googleのゲイリー・イリーズ氏によると同社は分離されたモバイル専用のインデックスを公開予定。そしてこのモバイル専用のインデックスが今後Googleの主要なインデックスにすることを決定』(2016年10月13日 Search Engine Land by Barry Schwartz)
Goolgeの今までの流れ
1.検索結果に、サイトがスマホ対応かどうかをランキング要素に使用
2015年2月27日金曜日
検索結果をもっとモバイル フレンドリーに:Google では、4 月 21 日より、ウェブサイトがモバイル フレンドリーかどうかをランキング要素として使用し始めます。2015年4月21日火曜日:モバイル フレンドリー アップデートを開始します
本日より、Google は全世界でモバイル フレンドリー アップデートを開始します。これにより、モバイル版の検索結果では、モバイル フレンドリーなページの掲載順位が引き上げられ、検索ユーザーは、小さなスクリーン上でも読みやすい、高品質で関連性の高い検索結果をより簡単に見つけることができるようになります。
2015年10月29日木曜日:望まない不正なモバイル リダイレクトを検出して除去する
2016年3月17日木曜日:ウェブをさらにモバイル フレンドリーにするための取り組み
この 5 月からは、当該ランキング要素の効果を高めるアルゴリズムのアップデートを段階的におこなっていきます。このアップデートにより、モバイルでも見やすいページが検索結果でさらに多く表示されるようになります。
なぜ、こんなにもスマホ(モバイル)優遇なのか
という疑問を持つ方もいるかもしれませんね。
一昔前は、一家に一台のパソコンを皆で共有する時代でした。
ですが、今は一人に一台スマートホンが当たり前になってきています。
スマホが手元にあるということは、何かを探す時に、わざわざPCを立ち上げるなんて面倒なことは誰もしません。
もちろん、私のように四六時中PCが起動していて、一日の大半をその前で過ごしているような業務についていれば話は別ですが・・・
つまり、検索をするときにスマホやタブレットで行うのが一般的になってきているわけです。
(世界的にも)
Googleはスマホ用の基本プログラム(OS)でAndoroidを提供しています。
日本では、まだほんのわずかにiOS(Apple社のスマホ用基本プログラム)の方が上位にありますが、世界的に見ればAndroidが多くなってきています。(約 70%がAndroid)
また、使用するブラウザもGoogleの提供する、Chrome(クローム)が55%以上を占めています。
こういった世界的な動向から、やはり、モバイル(スマオ・タブレット)が中心になっていくことがわかります。
企業・事業者の対応
Googleが以前、サイトをモバイルフレンドリーにするためのキャンペーンを行いました。
その時に、「モバイルサイトをデベロッパと共同で構築する際に」という画像を、Goolge+上で発表していました。
https://plus.google.com/+GoogleWebmasters/posts/beHXx7ogevB
ポイント
* 制作会社がモバイルサイト、モバイルユーザーの動向をきちんと理解していること
* スピード重視のサイト制作
* ウェブ解析ツールの導入
* ウェブマスター向けガイドラインの理解と、制作後の改善作業
制作会社を選択する際の質問
制作会社を選択するときに、今までの実績なども重要かもしれませんが、それよりも重要なのが「上記のような流れ」をつかんでいるかどうかです。
ですので、是非、下記のような質問を投げかけてみて判断材料にするとよいかと思います。
Q1.Googleのウェブマスター向けのガイドラインを読んでいますか?
Q2.モバイルの検索シェアはどの程度ですか?(70%)
Q3.httpsにする必要はありますか?(Yes)
Q4.モバイル対応で重要視するのはどんな要素ですか(スピード、サイトの更新:新着情報)
モバイルフレンドリーや、サイトのモバイル化、https化で疑問・質問がありましたら、ユア・ブレイン(有) お問合せページより、お気軽にご連絡ください。