WEBページのリースについて「WEB制作リースはダメ、絶対ダメ!悪徳企業は許せない!」で記載させていただきましたが、その具体的な方法と、リースから抜け出したメリットについて詳細を記載いたします。

このページの情報は、とある事業者様から依頼を受け、提出させていただいた文章の一部です。

WEBサイト及びドメイン管理をリース業者から手元に戻したときのメリット

(1)料金

利息:
リース料金は、販売店に支払う価格にリース利率をかけて、それをリース会社に支払う仕組みです。ですから、リースを組む=支払い利息が発生します。その利息支払いがなくなります。

リース料金そのもの:
リース料金そのものは、WEBサイトを作成後という観点からみると通常は「保守料金」ということになります。現状の「たまにだけ変更依頼をしてやってもらう」とう範囲であれば、基本的には月額1万円程度の「保守」に該当します。リース料金がそれよりも高額なら(3年で36万円以上なら)、リースにする意味合いは「皆無」です。

(2)コンテンツの更新

メニュー更新/構造更新:
WordPressというツールを使用することで、全体構造やそれに伴ったメニューの変更が簡単にできます。発信する情報が増えて構成を変えたくなったときに、いつでもメニューや構造の変更ができることで、見に来てくれた方に常にわかりやすい情報を提供することが出来ます。

情報更新頻度の上昇、追加情報量の増加:
自分たちで運営することで、(WordPresss投稿ノウハウの取得:3~4時間程度)、情報更新の頻度も速く、また、追加する情報量も格段に上昇します。
情報更新が速くなることで、最新の情報を顧客(新規顧客、見込み顧客)に届けることができます。
また、追加情報量が増加する事により、サイト全体の力が増大し、検索エンジンでの評価があがります。(SEOの観点からも有効)。

(3)サーバー移転などの容易性/ドメイン分割の容易性

将来的に、訪問者数が激増してきて、サーバー能力が足りなくなった場合、いつでも上位のサーバーに移転することができます。また、情報構造が複雑になりすぎたときに、ドメイン分割をして、新サイトを作成することも容易になります。

WEBサイト移転のための、より具体的な手順

1)販売会社(WEB管理会社)に委託しているドメインの一覧を作成

2)ドメインにヒモ付いている、メールアドレスの一覧を作成(できればパスワードも)

3)そのドメインの「静的バックアップ」を取得

4)現行サイトすべてのWordPress管理者権限でID発行を依頼(WordPressなら)

(ア)管理者IDを発行してもらったら、管理会社の管理用IDを削除するかパスワードを変更し、現行管理会社が入れないようにする。

5)販売会社(WEB管理会社)から、ドメイン管理を移転

自社でドメインの管理を自社内で行なうことになったので、各ドメインのAuthCode(ドメイン所有を移転する時の確認コード)を発行してください。また、移転申請が届いたときに承認をお願いします。

(イ)ドメイン所有権の移転申請
(ウ)ドメイン所有権の移転
(エ)レンタルサーバーの契約
(オ)メールアドレスの設定作業

6)現行サーバー会社から、WEBデータを取得

自社内でデータ管理をすることになったので、FTP情報、サーバー管理情報(phpMyadminを使用出来る環境)を教えてください。
それが不可能なら、FTP情報及び、MySQLのエクスポートファイルをお送り下さい。もし、FTP情報の提供が不可能だと言うことであれば、全データのバックアップも合わせてお送り下さい。

7)移転準備。上記の「すべてのファイルバックアップ」と「データベースバックアップ」を使用して、新レンタルサーバーでWEBサイト構築準備

8)ドメイン管理ページから、新サイトの住所を設定

9)ドメインにヒモ付いたメールアドレスを持っている場合は、そのPCでメール送受信設定の変更

上記着手と同時に「WordPress 使用方法 投稿」「WordPress 使用方法 固定ページ」などで検索したサイトで読みやすいページを社内で担当する人は読んでおくことで「事前学習」になります。

また、サーバー契約と同時に、練習用サイトを立ち上げてパスワード設定したサイトを作成しておき、自由に練習できるサイトを作ることも可能です。

このサイトを見て、自社のレンタル契約をどうにかしたいので、もうちょっと詳しい話を聞きたいという方は、遠慮無く当社問い合せフォームからご連絡ください。